投資には常にリスクがつきもの

投資とは読んでの字のごとく、資産を投じることです。何かに自分のお金や価値あるものを投じて儲けを得るというのが基本コンセプトです。

しかし資産を投じた結果、もうけるどころか逆に資産を失ったというケースもよくある話です。

投資には常にリスクというものがつきます。100%安全で儲かる仕組みなどありません。そのため賢くお金を運用しないといけません。

投資にありがちな失敗例を参考にしながら、仮想通貨での失敗を最小限に抑えるポイントを見てみましょう。

投資で失敗した例:情報収集で失敗する

仮想通貨の人気はいま非常に高い上に、メディアでもよく取り上げられています。そのため仮想通貨に興味を持って始める人はたくさんいるでしょう。

しかし始めたばかりの初心者と、すでに多くの経験を積んでいたりかなりのお金を運用できる猛者とでは情報力に差が出るのは当然です。一応ニュースをチェックして投資してみるものの、すでにそのニュースは他の人にとっくに出回っていて、結果的に対応が遅くなって損をするパターンがあります。仮想通貨の特徴の一つは、なんとインサイダー取引が禁止されていない事です。

株式では絶対NGのインサイダーができるとなると、情報に詳しい人が絶対的に有利になります。そのあたりの事情をよく知らずに、パッと現れたニュースを全て鵜呑みにすると損をしやすいです。その人が取引を始めたころにはすでに情報に通じていた人たちがとっくに買いをしかけているというのはよくある話です。

仮想通貨は情報戦です。そのため投資に失敗しないためには全ての情報を鵜呑みにしない、これがまず鉄板の原則です。情報収集する場合はできるだけリアルタイムのニュースを探してください。

例えばSNSのTwitter取引所のチャットなどを利用すると最新情報に通じやすくなります。もちろんここでも全てのニュースを鵜呑みにできないものの、参考情報としては役立ちます。

投資で失敗した例:レバレッジで失敗

レバレッジというのは「てこの作用」を意味していて、少ない投資額で大きなお金が運用できる仕組みです。

大きな取引ができればリターンが多くなるためレバレッジに魅力を感じる人が多いのも当然です。しかし大きな取引をするということは損失の規模も比例して大きくなる可能性があるということです。例えば1万円の儲けが出る場合に、レバレッジを10倍かけていれば10万円の儲けとなり大きく儲けられます。

しかし逆に損失が出た場合は10万円の損失となります。一攫千金を夢見ると初心者はこの損失の罠にはまることが少なくありません。

そのため初心者は基本的にレバレッジをかけることはオススメできません。最低でも慣れるまでは小さな利益を目指す方が賢明です。