仮想通貨は秘密裏にやったほうがいい?
仮想通貨という言葉がメディアがよく取り上げられるため、仮想通貨の存在自体を知っている人はたくさんいると思います。しかしそれだけだと仮想通貨が自分の生活と関係があるとは思えない、という人が大半でしょう。
仮想通貨がどんなものなのか分からない人は圧倒的に多いですし、まだまだそれほど関心がない人も少なくないはずです。
さてもし今この記事を読んでいる人の中で、「これから仮想通貨をやってみよう」とか「すでに少しだけ始めている」という人がいたら、基本的には取引について他の人に言わない方が良いです。その理由を説明します。
仮想通貨をやっているのは隠したほうが良い理由1:余計な心配を生むことになる
仮想通貨でたくさんお金が儲かったという話はよく聞きます。簡単な登録作業や少ない金額で投資を始められるため、「自分も大儲けできるんじゃないか」と夢心地になってしまう人も少なくないです。ついウキウキして「仮想通貨始めた」と周りに言いたくなるかもしれません。
しかし取引は初心者であろうがベテランであろうが基本的にシークレットにするほうが良いです。まず日本においては仮想通貨という言葉にネガティブに反応する雰囲気があります。投資=失敗、大損というイメージが強いです。
株式などまだ会社の実体があればまだしも、「仮想」通貨という呼び名事態ですでに怪しさが伝わってくるのは否定できません(海外では「暗号通貨」と呼んだりする)。そうなると周りに余計な心配をかけることになりかねません。資金がかかる分、家計を一緒にしている家族には相談すべきです。
しかし家族でない人にあえて言わなくても良いです。また別の点として、「仮想通貨で儲かった」というようなメディアの話をもし友人たちが頻繁に耳にしたら、自分も儲かっていると思われてその後の付き合いに面倒なことが生じる可能性もあります。事あるごとに「儲かった?」とか「おごってくれ」と言われるのは面倒です。
仮想通貨をやっているのは隠したほうが良い理由2:周りをまきこんで関係がこじれる可能性もある
中には友人たちを誘って一緒に取引を始めようとする人もいることでしょう。そうするとつい盛り上がって、「○○が絶対買いだ!」といったコメントをしがちになります。
あるいは自分の方が詳しいということで初心者にアドバイスをして特定の通貨を買わせてしまうような場合もありえます。ではもしその通貨が暴落したらどうなるでしょうか。その友人との間でちょっとした軋轢が生まれてしまうかもしれません。
投資は自己責任で行うべきものです。そのため不用意に取引について他の人に言うべきではありません。