バックアップはあるか

仮想通貨を利用する際、避けては通れないのが取引所の利用です。仮想通貨の購入から利用、運営まで口座がなければ仮想通貨を使用することはできません。それを管理するのが取引所で、取引所ごとに扱う仮想通貨の種類や数が違います。

安全性で取引所を選ぶ際のポイントを考えてみましょう。安心なのは、大手の金融機関がバックアップについている取引所です。

メガバンク系や名のある企業が出資する取引所であれば基本的な資金力や体力に余裕があることに加え、万が一資産にトラブルが発生しても回復できる可能性があります。

法規制の追い付いていない分野の仮想通貨であるため、この辺りは母体となる企業の存続性を信用するのが最大のポイントで、それが現在の最善の判断基準と言えます。

以前には「Mt.Gox事件」と呼ばれる、取引所マウントゴックスの代表が顧客のビットコインを盗んでいたのではないかとされる事件も発生しており、セキュリティーも大きな懸念材料です。しかし大手企業の名のもとに作られた取引所であれば、その補償も受けられると考えられより安全性の高い利用が可能なはずです。

代表例は「ビットフライヤー」「GMOコイン」「Zaif」などが挙げられます。いずれも大手グループや金融省の認可を受けた取引所です。

セキュリティーは十分か

仮想通貨の取引は基本的にオンラインで行います。そのため取引所のサイトのセキュリティー体制やハッキングへの強さなども判断材料として上がってきます。

インターネット上でのセキュリティーの戦いはいたちごっこです。インターネットを人が作り出した以上、誰かがそこにほころびを作ることが出来てしまいます。

とはいえ万全のセキュリティー体制を敷いている取引所、保険会社との契約や自前の保障制度を設けている取引所が今のところ最善です。

ビットフライヤー」「QUOINEX」「DMMビットコイン」などがやはりおすすめです。ビットフライヤーは三井住友海上火災保険株式会社と提携することで、不正ログインに対する補償まで提供しています。

有名なのは信頼できる一つの目安

こういった取引所は信頼性や規模の大きさ、扱う種類の豊富さで有名になります。利用する前にきちんと調べるのはもちろん不可欠ですが、現在安心して利用できると一定数の評価を受けている取引所はおのずと絞られてきます。

信用がすべてとも言えるこの世界で偏っていくのは仕方のない現象です。そういった情報から、当サイトもこれら数種類の取引所をおすすめしています。