投資をする時に気をつけること1:セキュリティ対策
仮想通貨で取引をする時に多くの人が注意を向けるのは、どのコインを買うべきか、どの取引所がいいかといった事柄でしょう。しかしまず真っ先に注意したいのはセキュリティ対策です。
「ビットコインなどの仮想取引にはブロックチェーンという技術が使われていて、この技術を使うと不正が発生しない」といった説明を見た事がある人はたくさんいると思います。
しかしこの説明が意味しているのは「仮想通貨＝絶対安心安全」ということではありません。実は仮想通貨取引では不正が入り込む余地があります。具体的に言うと、取引所がハッキングされるといった場合です。
記憶に新しいところでは、2018年1月に「コインチェック」という取引所がハッキングされて、日本円で500億円を優に超える額の仮想通貨が流出しました。取引所の管理とブロックチェーンの取引システムとは違うものです。ブロックチェーンテクノロジー自体は安全なものの、取引所でのやり取りはセキュリティが弱いということは珍しくありません。
強引に例えてみれば、ある金庫のセキュリティが万全でも、その金庫を使う人の管理がずさんならカギをかけ忘れたり暗号がもれたりするようなものです。そのためセキュリティ対策に定評がある取引所を選ぶ事や、2段階認証など自分のアカウントを乗っ取られないようにする意識が大切です。
投資をする時に気をつけること2:欲をかきすぎない
投資をする以上リターンを求めるのは当然のことです。そのため「欲を全くかかない」というのは無理です。しかし欲をかき過ぎないようにするのは大切です。
具体的に言うと仮想通貨に夢を持ちすぎて多額の資産をつぎこまないということです。退職金をつぎこんで大失敗したとか、通貨が暴落して大損したという話は後を絶ちません。
仮想通貨は値動きが激しい取引です。そのため経験のない初心者が一発の大当たりを目指して下手に資金を投入するととんでもない結果になる可能性があります。
最初は絶対にローリスク・ローリターンで取引を行いましょう。
投資をする時に気をつけること3:詐欺に注意
仮想通貨人気が高まっているため、詐欺にも注意です。人気が高いものには悪い人も目がありません。
人が集まる所には怪しい人物の影も見え隠れするものです。現在仮想通貨には何百という種類が存在します。その中には取引ができない詐欺通貨が紛れている可能性があります。
どの通貨を買うか考える時は、一般市場にちゃんと公開されているものや、知名度が高いものから選ぶようにしてください。
